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  • 2017.06.09 Friday
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ラヴ

ごめんなさい、仕事多忙と風邪気味につき書く体力ありませんでした。
ライヴ関連の写真載せますー。ほんとはこれらについていろいろ書きたかったのですが、書ける時間を探してるうちに来週になっちゃいそう。

 

















しかしまったく「日常のスナップ」とかいう雰囲気ではなくて、わたしは満足しています。
これがわたしの日々。

ストロベリーをきみに

イチゴ うー! ケーキ うー! ろ・う・そ くー!
小箱 うー! リボン うー! つ・つ・み・が みー!

ななしのごんべの たんじょう び!
祝わない わけがない
ななしのごんべの たんじょう び!
祝わずには いられない

イチゴ うー! ケーキ うー! ろ・う・そ くー!
小箱 うー! リボン うー! つ・つ・み・が みー!

ななしのごんべが うまれた とき
ピカリと光った フィラメント!
ななしのごんべが うまれた とき
ぱちんとはじけた ホウセンカ!


苔の花咲く踊り場で 這いずり回るミケトゾア
熊楠センセがおしゃった
「わいもファンタで祝っちゃる」


イチゴ うー! ケーキ うー! ろ・う・そ くー!
小箱 うー! リボン うー! つ・つ・み・が みー!

わら半紙にエンピツで
「おめでとう」て 書いただけ!
サランラップでくるんだら
レンジに三分かけるだけ!

イチゴ うー! ケーキ うー! ろ・う・そ くー!
小箱 うー! リボン うー! つ・つ・み・が みー!

種から育てた大木で
千手の観音 彫りました!
百億で買ったダイヤモンド
ありんこに 運ばせる!

イチゴ うー! ケーキ うー! ろ、う、そ、くー!


新曲「ストロベリーをきみに」です。
この曲は、8月20日にライヴが決まったことを知ったアコさんが、「それあたしの誕生日ライヴじゃん」と言ったことから生まれました。

正確にはアコさんのお誕生日は8月19日なのですが。ちなみにニヒル牛文庫のデザイナー・ジャン子アヤ、段ボール作家の山中奈緒子さんも同じ日生まれです。

まあそれで、ならば誕生日の曲を作りましょう、と、すぐに鼻歌を始めました。アコさんはイチゴモチーフが好きだったな、そして誕生日といえばケーキだよな、ということで、一言目に「イチゴ」、二言目に「ケーキ」と入れました。

で、アコさんの誕生日向けの曲だけど、全ての誕生日を祝える曲にしたいので、「ななしのごんべ」を出しました。アノニマス、という意味と、名前もない、幽霊や妖怪や蜉蝣やミジンコの誕生日も祝いたい気持ちを込めて。

で、なんとなく、アコさんのイメージと、夏のイメージで、「ホウセンカ」って入れたんだけども。
赤いひらひらした花が咲いて(ピンクや白もあるけど、わたしが思い浮かべたのは濃い朱色の花でした)、熟した実に触れるとばちんっと弾けて種が飛ぶあの植物。ひらひらしてるんだけどけばけばしくないのは、葉っぱがわさわさしてて野趣があるからかなあ。

ふと思いついて、ホウセンカのモチーフの何かをプレゼントしようかと思い、検索を始めたらまた新たな事実が発覚した。ホウセンカには、「爪紅(つまべに)」という別名があって、昔、爪を染めるのに使われていたそうなんです。花びらで爪を染める・・・なんて乙女チック!アコさん、こうゆうの絶対好きだよ!わたし、勘冴えてるぅ〜!しかも、ホウセンカは、8月27日の誕生花なんですって!たまたまなんとなくイメージで入れたにしては、誤差の範疇でしょう!ほぼ大当たりでしょう!

花言葉は「わたしに触らないで」。かっこええ。でもこれは、ここぞというときには弾け飛んで、内側で熟している大切なものを放出するってことですよね。

しかし、ホウセンカモチーフのものって、なかなかないのね・・・ハンカチとかブローチとかありそう、って思ったのだがない!!すみません、諦めました。歌と、この気持ちをプレゼントにします。


中間部で、趣味を丸出しにしました。「苔の花」ってとこ、「コケは隠花植物だから云々」とか野暮言ってくれるなよ。これは、尾崎翠の『第七官界彷徨』の中で苔(作中では「蘚」)が発情するシーンと、武田百合子の『犬が星見た』の中で、グルジアのもんんんんのすんんごい植物に溢れた家に行った時、「苔も繊細な花をつけている」と書いているのと、「たま」の「マリンバ」の歌詞「無花果の花咲く赤い夜」へのオマージュだから!!

「ミケトゾア」は、粘菌の学名です。

ときたら、やはり南方熊楠。熊楠センセは大のお酒好きだったのですが、息子の熊也が病気になってからは禁酒していたし、ちょいとポップに、ってことでファンタで乾杯にしました。

ファンタのところ、振り付けではジョッキを背後から出してきて二人でカンパーイ、とやるのだが、リーベがその後に、落語家のように「こっこっこっこっこ(喉を鳴らして飲む真似)、ぷはーっ!」ってのを入れたいと言い出し。おうおう、面白いからやんなよと言いました。
嬉しかったのは、ライヴ当日の練習の時に、「あたし考えたんだけど、その『こっこっこっこっこ、ぷはー』が終わるの待たずに、君が先に2番に入るんだよ。そしたら、『ろうそく』から一緒に歌うから」と、なんと、リーベが曲のアレンジを考えてきたことだよ!

曲に関しては、ほぼわたしが100%考えてまして、リーベはどちらかというとその曲の背景とかを勝手な妄想によって補強するとか、その妄想に基づいた振り付けをつけるとかというのはあったけれども、曲そのものについて「ここをこうしよう」と言ってきたのは相当珍しく、わたしは感激しましたのです。そんなリーベの「落語家の真似」、今度はいつお目にかけられるかしらー。


とにもかくにも、「きっとこれは悪い夢」、ありがとうございました!!




悪い夢、直前!!!

ライヴだライヴだライヴだ、きええええええええいっ!!

てことで今週は告知ですとろーい!


 

ラストワルツのサイトはここ。駅からちょっと遠いので、迷わずいらしてね。

http://lastwaltz.info/

とても極端な者たちが集います。きっとこれは悪い夢。うへへへへ。
エーツーの出番は3番目です。新曲と新衣装をひっさげ、気合い満々で臨みます!
自由に食べていい、ブルボン城も作る予定です!
平日ですが、残業断っていらしてください!最高の悪夢をお見せします。
最初から最後までみっしりお楽しみいただけると思います。
エーツーはまたしばらくライブできなそうなので、ぜひこの機会にご覧いただきたいです。


俺たち、このライヴに向けて神社で練習したんだぜ。
いつもはカラオケボックスでやってるんだけど、夏休み入りたてだったから北関東の女子高生が全員カラオケしてて、3軒ハシゴしたのに入れなくってさー。

そして、らき☆すた神社のモデルになった鷲宮神社に行ったのさ。森の中の奥まった社のとこでやろうと思ったら、蚊がいすぎてだめでした。ハグロトンボが大量にいて、神秘的だったのだが。

神社に寄付した人一覧の石碑の前で覚えた新曲、披露します。石碑、つるつるしてっから鏡替わりになってすごいやりやすかったよ。但し、プールに服着たまま飛び込んだ人みたいな汗のかき方して、半泣きでしたけどね。気候のよい時期は、神社練習、いいかもしれません。なにせ鷲宮神社はたくさんのオタクを受け入れているので、自由なのだ。そして行くと痛車や痛チャリが見られるので面白いです。北関東にお越しの際はぜひ行ってみてください。



いろいろまちがった絵馬あったよ。


共演のカシミールナポレオンは、結成13年くらいで、年も同じくらいの「ビジュアル系」。
楽器を弾かないことも同じ。
堂々と「われわれはこうだ」と言い放ったまんまそれを長いこと続けてきてしまったところに、生き別れのきょうだいのようなものを勝手に感じております。

アンニュイギャルソンズのたけヒーローさんは、円盤でDJやった時に、最後に吉田日出子の「りんごの木の下で」をかけたら感激してくれた青年。彼もカバーしてるんだって。しかも最後にやる曲として。ピュアネスを感じます。ちょっとへんな人です。

東京タワーズの岸野さんは、当連載にも登場いただいた大先輩です。加藤賢崇さんは、10年くらい前にニヒル牛のイベントに出させていただいた時、司会をされてました。マイミクシィです。


あああ、すっげえ楽しみ!!すっげえ楽しみ!!

予約まだまだお待ちしてますよー。

eetsuu2co ★ gmail.com までお願いします!(★を@に変えてくれよなっ!)


悪夢でお会いしましょう。



俺の川越

 えー。川越スカラ座の「この空の花」は、8月10日まででしたっけね確か。

間に合え!!これを読んで行ってくださいいぃいいぃいい。これから川越の、多くの人にとってはどうでもいい情報をたくさん垂れ流しますからああああぁぁああああ!!!!

あるさんの超お役立ち川越案内、読みましたよね、これ

あれのディープ版をこれからやるよっ!あたいこそがディープ。

さて。キタカンから川越入りしようとすると、3つある駅(川越、本川越、川越市)のうち、川越駅に乗り付けるわけですな。スカラ座は、川越駅から徒歩25分。遠いの〜。上映開始時間の30分前に着いたわたしは、GPS機能を全力で使いながらそくそくそくそく歩いておったとです。

そして見つけたとです。



カトゥジドゥジャを。

川越の名所と言ったらカトゥジドゥシャなわけで。

何を隠そうエーツーの相方リーベは大学〜就職後1年くらい?川越に住んでいて、わたしはだからその時期、練習だ遊びだとよく川越に行っていたんですね。で、リーベがわたしの大学に遊びに来て友達とわいわい喋っている時、川越の話になり、わたしの友達がリーベに、「わたしも川越だよ!カトゥジドゥシャ知ってる!?」と言ったんですね。その時は何やらさっぱりだったのだが、たまたま見つけて、「ああ、これが噂のカトゥジドゥシャだ!!!」と、興奮しましたのです。

川越駅から、まっすぐな大きな通りを歩いているとあるよ。

この通りに、「クラッセ川越」という市の施設?みたいのもあるのだが、「クラッセ」て、「蔵」だからじゃね?ダジャレじゃね?と。エーツーは、駅前で練習していたら、なんかストリート?のサークル?みたいのに話しかけられて、クラッセでイベントやるんですけど出ませんか?と言われたね。そのサークル名が超絶ださかったことは覚えているのだが、そのイベントには出なかったと思ったよ。ただ、クラッセの中には入ったことある気がするのだけど何故だろう。

昔撮ったクラッセの写真がこちら。





スカラ座はいい雰囲気の映画館でした。「この空の花」、なんだか凝ったつくりで熱くて、久しぶり(「モテキ」ぶり)に映画館で映画観たので充実感あったなあ。しかし、ネタばれじゃないので、ひとつだけ言わせてくれ。

作中で、高嶋弟が、あのー、リフレッシュシートっつーの?体拭くウェットティッシュみたいの、あれを、しゅっと出して、拭いて、人にも勧める、っていうシーンが2回もあったの、あれ、不自然だったなー。スポンサーだったのかなー。気になったなー。


映画終わって、同行を申し出てくださった方と落ち合い。

映画館出て、腹減った!と騒いでいたらナイス貼り紙発見。




幸先のいいスタート(何の)を感じ、蔵っぽい方角へ足を向けましたところ、




きた!きたきたきたきたきたきたきた!
来た!来た!時が来た(オシリペンペンズ)!

この筆書き文字!改行のなさ!密度!ガムテ遣い!コラージュ!

わたしの好きなもの。マイフェイバリットシング。




これ最近のコロッケですよね?




これ、なでしこの意気込みですよね?


新しいのだ。フレッシュなのだ。記事が。つまりこの作者は、日々のホットトピックスを自分なりにコラージュして、道行く人に教えてくれているのである。しかも、コラージュセンスがいい。沢と埼玉観光マップの取り合わせ。




左側の、美女コーナーもかあいらしい。

色褪せた古い観光案内なども貼ってあり、地元を愛する人なのであろう。


はー。川越、たのしい。


さらに。





関東では結実しないはずのヤブガラシが、川越では結実していた!

ヤブガラシについては過去の記事をお読みください。
「青い実さがして」


飯屋を探して歩いていると、さーらーにー。





やばいやばいやばいやばいやばいやばい。

やばすぎるので詳しくはここ

初めの新聞コラージュはポップでしたが、これは怨みが濃い物件ですね。「おまえさんいくらもらってる」と、「洗脳されたオロカモノ」というフレーズが反復されていました。インパクトあるフレーズだなあ。


昼食は、石川夫妻の行っていた「モデスティ」で。


ご飯前に貼り紙ハウスを発見し、「お腹減ったから今は店に向かいますけど、後でじっくり見に行きますから!から!から!」と、同行者に有無を言わせずに宣言しました。

樹齢600年のイチョウを目指して歩いていたら、




おら!また!

よく見えないけれども、「20坪」の左側には、「疑惑あり」と書いてありました。こうぇー。


公園にあるイチョウの木を、これか?これが600年か?でかいけど、何にも書いてないし違うか?あ、なんか横道がある。行ってみよう。と、森の中の小径を入っていったら、遠そうだから諦めますか、と言っていた五百羅漢に着いてしまった。わーーーーーい!!!!見仏!ひさしぶりの見仏!!本堂には不動明王いたー!脇のせいたかとこんがらが、何故かぼんぼりに隠れてよく見えなかったのが残念だったが。わたしは手がいっぱいある人(仏)が大好きなんだ!!よく見せてくれよ!!!密教系の仏教美術はほんとうにカッコイイ。寺の内部に涅槃作ろうとしてる感じ、びしびし出てたわ〜〜〜〜。

そしてお楽しみ、ご〜ひゃ〜く〜ら〜か〜ん〜。

五百羅漢は、セリフやひとことコメントをつけながら見るのが定番ですよね。

デイリーポータルZに、まさにそんな記事が載ってました。

寺出たらニワトリが散歩してた。



伊藤若冲が描きたくなるであろうくらい、かっこいいニワトリ。しかも近寄っても逃げない。神社にニワトリいることはあるけど(御酉様を祀ってるとことか)、出処不明のトリさんたち。車に轢かれんなよ!!


あとは、エーツーの曲にも「ふりさけみれば、ガスタンク 蔵の屋根の絵 描いてある」と歌い込んだ、川越名物ガスタンクを見まして。

あれ?その前に丸広百貨店の屋上遊園地の観覧車に乗ったのか。散歩の順番を忘れてしまったが。






わたしはデリポっ子なんで、デイリーポータルZの川越案内に出てきた富士屋の小倉アイスが食べたくて、しかしよく調べていなかったため、超迷って超歩いて、やっと見つけて、もう閉店していたところを、テレビを見てたお店のおじさんにお願いしてアイスだけ売ってもらいました。たぶん、イートインで食べたらもっとおいしかったんだろうと思うけど、氷菓なのにキメが細かく、あずきの味がしっかりしておいしかったです。

リーベにカトゥシドゥシャの写メール送ったら、「マインの文化祭装飾も見て来い」という旨の返事が来た。これは、駅前の「mine」の吹き抜けに、いつもどーーーんと、文化祭のような垢抜けない季節物の飾りがしてあったのを見て来いと行っているのだ。川越駅前マインは、おばちゃん服が幅をきかす、さびれた感じのビルで、わたしはそういうビルを愛している。

が、なんということか、何かに気づいてしまったのか、吹き抜けをぶち抜く文化祭装飾は、なくなっていた!!!悲しい!メガネっ子がコンタクトにしてしまったくらい悲しい!!


最後に、テレビ愛知の変な深夜番組に取材されたとき、「彼女たちは自らの羞恥心と戦うために、今日も駅前で練習をする」という勝手な勘違いキャプションをつけられた練習風景を撮影した噴水広場と、ストリートミュージシャンと血で血を洗う闘争を繰り広げた地下道を見て帰った。


こんな名所案内につきあわされた同行者には大変申し訳ないが、悪いけど知ったこっちゃないです。

たのしいなつやすみ

仕事帰りの土曜日、ビールと明太子のおにぎりを買って電車に乗った。

大宮で川越線に乗り換える。久しぶりだ、川越線に乗るのは。相方のリーベが川越に住んでいた時はよく乗った。大宮を出るとすぐ田舎になって、川越まで郊外ののっぺりした風景が続く。

前日、風呂の中で読んでいた夢野久作の『犬神博士』を持ってきたので、頭の中は少々、「ワテエ」と言い、紅をさして尻振り踊りをおどる女装の男児の気分だ。小旅行気分に河原乞食の活劇気分が入り混じった盛り上がり。

川越で、八高線に乗り換える。八高線は初めて乗った。小さくてレトロなデザインが可愛い、と思っていたら、自分が乗るのは新しい、あまりかわいくない車両だった。

近くで花火大会があるらしく、浴衣姿の人がいくらか乗っていた。しかし、なんだかみんなギャルくて芋くさいのは、場所柄なのか。窓から花火が見えてラッキー、とよろこぶ。

東飯能に着く。今夜はここに宿をとった。ホテルまで歩いてる時、twitterにアコさんが書いていた、高校時代のバイト先「すぎのこ保育園」を偶然発見してしまう。こんな、駅から数分の道のりのあいだに、ひとのディープスポットを発見してしまうだなんてね。



ホテルにチェックインして、隣のデニーズにご飯を食べに行く。じつはここに泊まるのは2回目だ。前に来た時は、ステーキ丼を喰っているあいだにものすごいゲリラ豪雨が来て、わたしはデニーズのガラス窓をだばだばと洗う雨水を、ぼんやり眺めていたのだった。あの時は、ほんとうに精神がぐちゃぐちゃだった、あまり思い出したくない。しかしステーキ丼を喰っていたのだ。この度は、部屋で飲むことを考えて、それから電車の中でたべたおにぎりのことも考えて、「翡翠麺」たらいう、緑のラーメンなど食べてしまった。野菜しか載っていない。そしてレタスも小松菜も火が通り過ぎている。・・・後悔した。

デニーズを出て、ローソンに酒とつまみを買いに行く。

旅の楽しみのひとつは、テレビである。

ユニットバスに湯を張り、持ってきたエッセンシャルオイルを数滴垂らし、テレビをつけたまま入る。漏れ聞こえてくるテレビの音。嗚呼、テレビよ。テレビ見たさに、体と髪を洗うのは朝に回した。



ビールを飲みながら、テレビを満喫する。もちろんEテレだ。初めて、動くAKBの女の子を見た。実家が被災したそうだ。それから、アメリの真似してクレームブリュレをぱりんと割る男の子、アメリカのドラマなどを鑑賞した。



朝。やっぱりEテレだ。「趣味の園芸」の途中で風呂に入り、「やさいのじかん」。一時期よく見ていたが、野菜作りを教えてくれる先生が変わっていて残念だった。藤田先生だっけか、あの人じゃなくちゃ。教わる女の人も、なんだかぶりっ子のぼやぼやした二人組になっていた。アナウンサーのかめなんとか、という女性がいちばんよかった。だいたい、そんな白いひらひらした服で農作業できるわけないやろが!

身支度しながら、「新日曜美術館」。日本の銅版画家について。ゲスト山本容子。髪乾かしたり、化粧したりしながらなのでほとんど映像は見てません。しかし興味深かった。
泊まりで出かけると、だいたいこのような感じでチェックアウトぎりぎりまでテレビを見ています。



チェックアウトして、駅までの道すがらもう一度すぎのこ保育園をまじまじと見る。それから駅前の丸広百貨店で、朝ごはんと、キタカンでは売ってない食べ物ないかなと探し、買う。駅のベンチでおにぎりとパンを食べ、タピオカ入りミルクティを飲みながら、飯能駅まで歩く。

ムササビの剥製が吊るしてある写真屋、ゴミ屋敷のようなリサイクルショップ、貼り紙で自己主張の強い薬屋(かどうかは忘れたが多分)など、何やら濃ゆい店が多くておもしろい。飯能駅前のドラッグストアで、虫よけリングを買い、バスに乗って「生活の木」のハーブガーデンへ、葉っぱをにおいに。




あー、これこれ。風がなんとなくいいにおいの、ハーブガーデンの空気だあ。
と歓喜したのもつかの間、ミントコーナーに生えている、べつの雑草にうみつけられた、虫の卵に心奪われる。メタリックで、不思議な形。テクノを感じるぜ(わたしのテクノセンサーはゆるい)!



そしてウッドチップのところにいたゴマダラカミキリを掴んで、ぎいぎい鳴かせる。これ、子供のときぶりにやりました。子供の頃は、唐突にぎいぎい鳴くのと、口がギザギザになってるのが怖かったが、大人になったので、鳴くことも、背中をそっとつまめば噛まれないことも知っているのだ。




キアゲハ(たぶん)もいた。

このように、ハーブガーデンで虫に夢中になっていたら、同じような子供がいて、親にたしなめられていました。ハハハ。

もちろん、ハーブの葉っぱを指でこすって嗅ぐことも忘れなかったよ。深く息を吸い込むと、からだの芯から爽快になる。ショップでエッセンシャルオイルを買い、ハーブ入りのパンを買い、レストランでハーブを使ったランチを、ガーデンを眺めながらたべた。なんだかオシャレみたいだが、ハーブはもともとは雑草である。有用な雑草の知識を持つことに、わたしは魔女を感じるのである。

駅まで、バスに乗らずに歩いてみた。あまり面白くない道だった。

飯能から、小手指へ。小手指駅からバスで25分。バス停から徒歩10分。さいたま緑の森博物館へ。ここで前に、粘菌をうじゃうじゃ見たのだ。それを期待して来たのだが、どうも条件が揃わなかったようで、あまり見つからなかった。粘菌というのは、南方熊楠が研究していた生き物で、「変形体」というアメーバのような状態の時は動き回ってバクテリアなどを捕食し、気温や湿度などの条件が揃うと、「子実体」という、きのこのような形のものになって胞子をとばす不思議なやつだ。この森は粘菌スポットなのだ。しかし、雨の翌日に晴れた日などにはたくさん見られるが、曇った涼しい日だったのであまり出ていなかったようだ。許された滞在時間が短かったのと、ひとりで深い森にうっかりつっこんでしまったびびりと、ルーペを持っていなかったのとで、あまり発見できなかっただけかもしれないが。
 




粘菌は小さいのでピントを合わせるのが難しい。これはぶれてしまったが、変形体から子実体に変化する途中の粘菌だ。もしかしたら、変化する途中で死んでしまったやつかもしれない、妙にカサカサしている。変形体は、つやつやしている。原形質が流動していて、動きが速いやつは、よーーーーーく見るとはしっこが動いているのが肉眼で見えるんだそうだ。


ちょっと落胆しながらも、森の中に入るドキドキ感を味わえたのでいっか、と、とぼとぼ歩き、バスに乗って駅に戻り、帰路についた。電車を待っている時、ベンチで背中合わせに座った中年女性が、同行の子連れの中国人女性に、思いっきり自分の宗教(たぶん新興宗教)について説いていて、電車の中でも「神様が・・・●●さんが・・・(たぶん教祖とか幹部の人とかの名前)」と繰り返しているので、密かに注目した。


そんななつやすみでした。



ウホウホウホ

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