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- 2017.06.09 Friday
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地球の皆さんコンニチワ!わたしがキタカンのクロサワ又は小津又はスピルバーグこと2コちゃんDEATH!!友達はカチンコ、恋人はメガホンだお。
やったよもう!円盤国際映画祭に出品する「映画 藤色のドレス ―ブルボン家の悲劇―」がついに完成しましたあああっ!
あれだ、8ミリ同好会とかに入る青春を送って来なかったので、今それをやらせてもらった感じです。ってこれクロサワの言うことじゃないな。
いや、でも、わたし、多分「映画から遠いところにいる人間コンテスト」で優勝できるくらい映画を観ないんです。映画館でもテレビでもDVDでも観ない。何故か。
…長えんだもん。映画館行くと具合悪くなるんだもん。いい映画館が遠いんだもん。TSUTAYAのカード、保険証だけじゃ作れないらしいんだもん&最寄りのTSUTAYAが隣駅だから返しに行くのめんどくさい。あと映画マニアの人の知識とか凄くて怖い。ぺーぺーは観るな的なアレを感じて萎縮してしまう。
わたしは家でyoutubeを3つ同時に開いてちまちまローディングしながら観てるのが好きなんですう。マリスミゼルとジュディマリとYMOをごったに観てテンションMAXになるのが気持ちいいんですう。あ、MAXって元スーパーモンキーズじゃないですよ。「最高潮」の方のMAXです。
という卑屈かつ映画音痴の監督・俺様なんだけど、「藤色のドレス」撮るのはめちゃめちゃめちゃめちゃ楽しかったんだ!
だってねえ、出演や撮影をお願いした人がみんな本気でノリノリでやってくれるんですよ!「映画を撮る」ってなると、みんなすげーやってくれる!というのを目の当たりにして、ああよかった、円盤国際映画祭に誘ってもらえてほんとによかった、お受けしてほんとによかった、としみじみ思いました。
みんなの本気&親切っぷりはこうだ。時系列でいくぜ。
アコさん:
ブルボンの映画を撮ろうと決めてから真っ先にオファーしたのがアコさんでした。
「アンニュイな母親役」。
突如としてリーべが、「夏木マリみたいな母親出てくるのいいかも。それアコさんがいいかも」と言い始めて、わたしは「リーべの言うことはだいたい実行委員」なので、「あ、じゃあそれで」と、アコさんにお願いしたのです。
「それさー、髪切んない方がいい?切った方がいい?来週美容院行こうと思うんだけど」
わーノリノリだ!
無論アコさんはサインボールズの「ニュアンス」ちゃんですから、
(サインボールズについてはココ読んで)
「ニュアンス」と「アンニュイ」は混同しやすいものですから、
「あ、切らない方がいいです!」と即答しました。
これっていわゆるひとつの、「髪切りたいけど撮影あるから切れないの〜〜〜」っていう女優のあれですよね。も、すぐに、女優!!すでに、女優!!
おかあさーん!!
また、超☆きれい超☆快適なご自宅をこころよく撮影に使わせて下さいました。
カメラアングルや衣装やセリフ回しにもこだわりにこだわって臨んでいただき、
現場の本気度はいやおうなく上がりまくったのでした。
この映画、わたしが出かけた先で会った人を次々誘っていくという方法で
キャストを揃えまして、次に決まったのがこのお方。
体を売って役者をゲット(嘘です)
円盤のライヴを観にいった折、「石川さんも出てくださいよーう」と軽々しく言ってみたらば、
「あ、いいよ」とすぐにお返事下さいました。
「役者ゲットだぜー!!」と、ポケモンのあの子供風に叫びました。
それを見てケラケラ笑っていたたぐちさんに、
「このような感じでやらせていただきます」と宣言しました。
石川さんてば、わたしが「こういう風にお願いします」と言ったら、
それ以上にディティールつけて演技してくだすって、
さすが!さすがに役者としても活躍されている方です。プロです!
詳細は省きますが、「伯爵」の役です。
撮影のためにニヒル牛で待ち合わせてたら、
石川夫妻もわたしも知り合いのNちゃんがいたので、
よっしゃー!と拉致って出演していただきました。
「伯爵」シーンにぴったりのイメージだったんだもん。
今回、最後まで決まらなくておろおろしたのが「憧れの先輩」役でした。
テンパったわたしは、倉庫の男性軍を下は23歳、上は67歳まで、
「学ランを着て利根川のほとりに佇んでくれまいか」と頼んだのですが、
キタカンの人はみんな「ギャラは?」って厚かましく訊いてくるのと、
恥ずかしがりやなのとで、ことごとく断られました。
「先輩」シーンは利根川で撮りたいというのがあったので、倉庫メンツから誰かやってくれないかな、
と思ったのだけれど玉砕したので、トウキョウで探すことにして、
思いついたのはこの方でした。
「カブラギの教え」で有名なカブラギさん。
西荻に行くのと、カブラギさんに会うのがだいたい同じ回数だってぐらい
カブラギさんには遭遇するので、こりゃもうやっていただこうと。
しかし!
「あのねー、わたしの片想いの先輩役をカブラギさんにやって欲しいんだけどー」
とお願いしたら、
断わった!
カブラギさん断わった!!
理由は「重要な役じゃないんでしょ〜?」
何気に主役志向が強いカブラギさんです。
えええ、もう、どうしよう。。。と思っていた時に、
ロック食堂のチャリティライヴでジョニー大蔵大臣(水中、それは苦しい)に会ったのですね。
「憧れの先輩、やる?」
「やる!」
「学ラン、着る?」
「着る!」
よ、よ、よかったあ〜〜〜〜〜〜〜
これは昔「ミラクル☆トレンズショー」に出てもらった時のです
後日、「こんな感じでよろしくお願いします」という詳細メールを送ったら、
「今日からダイエットします!」という返事をくれました。
やせたのかどうかはわかりませんでしたが、心意気がうれしいやね。
さらに、わたしも難航していた「学ラン探し」を、ツイッターでしてくれて、
慶応高校の学ランを借りてきてくれました!
そして問題のカブラギさんは、通行人役として出てもらうことにしました。
ルマンドを鬼ほど食べてもらうのです。
撮影のために、お昼のおべんとうをミルカツやめてサンマのにしてくれたんだそうです!!
ルマンドのためにお腹の余裕を残してくれる、役者魂!!
カブラギさんのシーンはとてもよくできて、
スタッフJRはカブラギシーンを切り貼りしてMIXして遊んでいます。
そしてたぐちさん。
何よりエーツーを映画祭に誘ってくれたことがうれしい。
お店でロケさせてくださいと言ったら、
すぐ「お店っぽいBGM」をかけてくれた。そしてそのCDをくれた。
さらに「うちの近所のヤバいセブンイレブン」の話までしてくれた。
真夏に「おでん」の張り紙がびっしりしてあって、怖くて入れなかったそうです。
円盤に行くといつも面白い話をしてもらって、とっても得した気分になる。
あるさん。
ニヒル牛でロケさせてもらいました。
火曜のディープ日誌にちらりと載っています。
「とっととやってね、とっとと」と言いながら、
「コンビニ店員っぽい服」を着てきてくださり、
お客さんにも「すいませんね、協力してやってください」とお願いしてくださいました。
なのでわれわれは厚かましくお客さんにもカメラを回していただきました。
そしてカメラを貸してくれ、こだわって撮影してくれ、最高の編集をしてくれたスタッフJRに最大の感謝を捧げます。体調を崩しながら、頼んでもいないカブラギMIXとか作る辺り、エーツーの仲間だなあと思います。ありがとう、JR!!
わたしこの撮影でめっちゃくちゃ西荻に行って、すっげえ電車乗ったから、
JRにいっぱいお金払ったからね!いいもん喰ってください。
そんな「映画 藤色のドレス ―ブルボン家の悲劇―」は、
4/29〜5/4のどこかで上映ですが、まだ上映日が決まっていないので、
決まり次第告知いたします。
ぜったいぜったい観て欲しい!!
茨城に住んでいながら、全くもって茨城に親しんでいない。
最寄り駅は埼玉、職場は埼玉、相方の住む隣駅も埼玉。
エーツーが言う「キタカン」とは主に埼玉北部のことだ。
水戸は東京より遠い。
しかし、茨城の農家は今たいへん苦しい状況に置かれているに違いない。
会社帰りに寄るスーパーは埼玉なので、
休みの日はできるだけ
茨城側で買い物しようと思った。
つっても茨城側のわたしの近所にスーパーなんかねえんだよ。
地元の農家が作った野菜のちっさい直売店みたいのに行ったら、
葉モノはぜんぜんなかった。
トマトと長ねぎを買った。
日用品や野菜や食品も売ってる、でかい酒屋に行ったら、
茨城産の菜花がわんさと売っていた。しかもめちゃ安!
「かき菜」はいいけど「菜花」は大丈夫なのか。
でもな、先週書いたように、菜の花はわたしタダで手に入れられることが
わかってしまったからな。
野生のやつの時期が終わったら買ってもいいけども。
そんなわけで小松菜を買った。
(しかしアコさんの記事にアブラナ科の花野菜は放射能取り入れ易いのかも的なことが書いてあってどっきり。ピンポイントで喰ってるじゃん、わし)
さて。摘み草モードの入ったわたしには、庭も宝の山だ。
でも今回写真撮ってませんでした。かわいくないんだもん。
●ノビル
あさつきみたいにひょろひょろ生えてるやつ。
掘ると白い球根が出てくる。
こいつは生で味噌つけてかじるとエシャロットみたいな味。
だが、相当量くさい。口の中がずっとくさくなる。
だから、加熱して食べるのがいい。
よくよく洗い、全草をさっと塩湯でして、適当に刻む。
酢味噌で和えて「ぬた」に。
茹でると甘みが出てうまいです。後引きます。
ビールに合うんだよこれが。
チヂミとか餃子にしてもいいみたい。おいしそ〜〜〜〜
●タネツケバナとハコベ
タネツケバナは、ナズナのちっちゃいみたいなやつで、
ナズナより花びらが真っ白くてかわいい。
摘み草図鑑によれば「クレソンのような風味」で、
サラダのアクセントにもいい、と書いてあったから、
サラダにしよ、と思って生でつまんでみたら、
クレソンの3倍くらい辛くて青臭かったから、生は無理と判断。
ハコベは春の七草のあいつですよ。
これもかなりの青臭さなので、タネツケバナとまとめて味噌汁に。
・・・なんか、敢えて食べなくていいような気がしたな、こいつらは。
ちなみにナズナはおひたしにすると大根葉みたいでおいしいよ。
●サンショウ
山椒ね。誰も植えていないのに、どこからか種が運ばれて生えてきた。
ありがてえこってす。
「イヌザンショウ」という食べられない種類のもいるらしく、
それかも?と思って調べたら、ちゃんと食べられる方の山椒みたいだった。
トゲの生え方で見分けるそうです。
花が咲くけど実が生らないから、オスの方かも。
萌え出てきた若い芽を食べる。若い芽を摘み取るんですよ、げっへっへ。
トマトを刻んで、出窓で育ててるルッコラが、花をつけたから、
花もエディブルフラワーとして食べられるらしいから、ルッコラの花と、
成長のゆっくりなイタリアンパセリの葉っぱ一枚と、
忘れた頃に芽を出して冬の出窓の少ない陽射しの中でひょろひょろ育ってくれた
パクチーの葉っぱを少し摘んで、
それから山椒の若芽を細かくきざんで、
ポン酢とごま油と香酢少しで和えた。
いろんな香りのするトマトサラダになった。
山椒は舌がしびしびしてたのしい。葉がやわらかいうちはどんどん食べて楽しもう。
●花
へへっ。照れるぜ。
ロマンティックが止まらないんですよ、わたしは。春の花に対して。
これは「花ゼリー」です。
桜の花びら(これは近所から失敬してきた)、タチツボスミレ、ローズマリーの花、
が入っています。
桃の味の缶チューハイと、どうせなら花づくしにしてやれ、と、
バラの花びらとオレンジの花のハーブティーを濃く抽出したのを混ぜて、
ゼラチンでゆるゆるに固めたの。
ほんとうはライチリキュールとジャスミンティの組み合わせがより胸ときめくのだが、
ライチリキュール買う金がなかったんだよっ。
味?人工的な桃の味が、子供っぽくてきゅんとしますよ。
花は、ローズマリーの花がローズマリーの味がするくらいで、
他は味はほとんどしない。食感もいいとは言えない。
いいの、これは儀式のように、春の花の気分を体内に取り込むというものなのだから。
ゼリーって、「夢見がち」が暴走しやすい食べ物な気がします。
透明で、ふるふるしてて、はかなくってさー。
もうひとつ、人知れず作った夢見がちゼリーがあるので、
また作ったら写真入りで赤面しながらご紹介します。