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  • 2017.06.09 Friday
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すみません寝てました

とっておきのダイエット法を教えよう。

会社から帰ったら即寝るのだ。
飯も喰わずに。風呂も入らずに。顔も洗わずに。
ズボンだけ脱いで。ブラジャーだけ外して。もしくは外しもせず。
そのまま朝まで寝る。いつもよりは早く目覚めるから、シャワーを浴び、
飯を作り、たっぷり喰い、出勤する。

これを3日くらいやるとズボンがおもしろいようにずりずりズリ落ちますよ。
但し疲労が全然癒えませんけど。
肌だけはめちゃくちゃ蘇生します。

この痩身法を実施しておったらば、更新が遅れました。
申し訳ありません。
「ズボン」って言い方が微妙に恥ずかしいけど
「かなしいずぼん」にのっとってズボンって言いますけど。

そんな最低痩身法をもってしてもまだ太いからやんなっちゃうよねー。



・・・

単に寝ることを我慢できないだけです。ごめんなさい。



今週書きたいことは、

映画に協力してくれ!!

という魂の叫びです。


というのも、これに参加するからです!


4月29日(祭) 〜5月4日(祭)
「円盤国際映画祭2011」

18:00/21:00(別プログラム入れ替え制)
各charge¥1300

(プログラムは6つのブロックに分かれています。連日同じ時間帯を見るか、
3日間見に来れば全部の作品が見られます)

出品者(五十音順):飯田華子/石井モタコ(オシリペンペンズ)/宇波拓/梅田哲也/エーツー/大城真/小田島等/カシミールナポレオン/狩生健志(俺はこんなもんじゃない)/川染喜弘/清成晋太郎/CORE OF BELLS/コバヤシヤスタカ(なってるハウス)/坂田律子(パグタス)/NANI(BOGULTA、AMAZON SALIVA etc)/ジョンのサン/シンクロ(とんちレコード)/武村モモジ(KDハポン、スティーブジャクソン)/タナカ(tori label)/だみあん/恒松光(CDR)/DJぷりぷり/テニスコーツ/トーマス/にせんねんもんだい/ぴかちゅう/VIDEOTAPEMUSIC/ヒューマン(INN JAPAN)/麓健一/ボギー(nontroppo、ヨコチンレ−ベル)/ほりゆうじ/松石ゲル/マヒトゥ・ザ・ピーポー(下山)/山下陽光(トリオ4)/山田民族(F.L.Y)/やまのいゆずる

30数組のアーティストが短編映画15分一本勝負!ほとんどの参加者が映画製作初心者(笑)!その映画をご来場の皆様の採点で6本を選び、その6作品の中から4人の審査員が優勝作品を決めます。優勝者は全6日間の上映チャージ全額を授与!!入賞作全作品を収めたDVDを発売します。ふるって採点参加を!!



もちろん、会場は高円寺「円盤」。
http://enban.web.fc2.com/

カレー道場が終わったら今度は映画だ、たぐちさん!
いきなり高度だ、たぐちさん!
国際って、よくもつけたねたぐちさん!
カレーは作ったことあるけど映画はないよ、たぐちさん!


しかしエーツーには、もう何年も構想している映画がある。
それは「ブルボン家」についての壮大な悲劇だ。

ブルボン家についてはこの記事を今一度読んでいただきたい。

http://e-tsu-2co.jugem.jp/?eid=27

映画と言ったら、ブルボンしかないのだ、エーツーには!

しかし、壮大にして重厚な悲劇であるからして、この映画は2時間以上かかるものだと思っていた。
だのに、われわれに与えられし時間は15分!!
15分で、ブルボン家の呪われた血にまつわる悲劇を表現せねばならんのだ。
どうしよう。
円盤に行ってたぐちさんに言いました。

「たぐちさん、映画ってどうやって作るの?」
「知るかそんなこと」
「ああん?(少し、「やっぱり」と思っている。)
 あのね、わたしね、映画ってね、一年に一本観るか観ないかなの。」
「メンツの半分くらいはそうゆう人を誘ったから」
「ほーほーほー。なるほど。(そんな気もしてた、と思っている。)」
「今からカメラの入手、みたいなチームがいっぱいいるよ」
「ほーほーほー!ま、カメラだけはね、2カメっすから、ウチは!!」

とにかく、ブルボン家の血を濃く引き継いだ娘(わたし)と、
そのすぐそばにいたリーベの因縁やら友情やらルマンドやらセーラー服やらの話だ。
(映画のために引っ張り出したセーラー服でロック食堂の募金ライヴに行ったが、
 ただただ唐突にセーラー服着てきた痛い客みたいになってしまった。
 しかしセーラー服を着るのはよいものだな。わたしはオヤジ的視点でセーラー服が好きなので、自分が着るとなるとどう萌えていいのかよくわからないがとにかくセーラー服はよい。)


たぐちさんに強気で2カメ宣言したものの、その後地震が来て、ツイッターでへらへら出演者を募ったりできる雰囲気ではなくなってしまった。
しかも2カメとかいって同時に2台で撮るわけじゃなくて、
わたしとJRがそれぞれ手分けして必要なシーンを撮るためにカメラをいっこ借りたってだけの話だ。
しかし、この映画は何としても完成させなくてはならない。

そう思ったのも、やはりたぐちさんがきっかけだった。

http://enbannews.blogspot.com/2011_03_01_archive.html


ネットではほとんど自分の考えを発表していなかったたぐちさんが、
地震以来毎日ブログを更新している。
人前に出てなんかやってる人にはぜひとも読んで欲しい。
そうでない人も、ぜひとも読んで欲しい。

もう、やるしかないんだ。
他の誰が「やらないべき」と思っても、
わたしは、やるしかない。
肌がぷりっぷりになるほど寝てるけど、人を巻き込んで、できるだけやってもらって、
やるしかないんです。

来週、再来週、その次の週、ヒマな関東の人は連絡ください。
(なんといういい加減な要請だろうか)

欲しいのは、以下です。

●カメラを回してくださる方
もちろんエーツーには、世界に誇る最高のスタッフJRがいます。
しかしJRもJRだからとっても忙しいのです。
カメラ回せる方は何人もいて欲しい。東京に住んでて、かつ北関東に行ってもいいよ、って方だとなおさらありがたい。

●小道具を貸してくださる方
赤いランドセルひとつ、トランシーバーもしくはトランシーバーみたいなトランシーバーじゃないものひとつ、女子高生みたいなぶかぶかのカーディガンふたつ、ラベンダー人形いくつでも。
もし貸していただける方いらしたらご連絡ください。

●撮影場所を提供してくださる方
玉座があるところ。立派な椅子があるところ。そこそこ立派な椅子があるところ。
おうちがコンビニの方。
都内だと助かります。

●ルマンドを食べてくださる方
街ゆく人が皆ルマンドを食べている幻覚に、主人公が捉われる映像が撮りたいです。
あのカスを盛大にこぼしながらルマンドを食べてくださる方、いらっしゃいませんか?
何名いてもありがたいです。


ちなみに、アコさんや石川さんにも出演していただく予定です。
他、巻き込まれてくださる方には遠慮なく巻き込まれていただきます。
ただし、15分の映画なのですごいちょびっとずつの巻き込みになってしまいますが。

とにかく、少しでも興味を持ってくださったのなら、
今すぐメールくだせえ。日程や場所によっては、念のみでご協力いただくかたちになる場合もありやなしやですが。

eetsuu2co★gmail.com (★は@に変えてくださいね)

わたしが休みを取れる日なら、カメラでも衣装でも持って駆けつけます。
主演もやりつつカメラも持つのだ。
北野武みたいなもんなのだ(知らんが)。


おっとそれからお知らせだ。
piace domani!というインディーズブランド(で合ってんのか?)のブログに、
こないだモデルやらせてもらった時の写真が載ってます。
http://yaplog.jp/piacebambi/archive/46

どうにか超ぶさいくに写らなかった写真を使ってくれたみたいだ。えがった・・・
ちゅーかわたしは置いといて、ばっさばさのつけまつげつけたリーベちゃんが
むっちゃかわええ&Gacktみたいなので、
ぜしぜし見たってくだせえ!
他にもわたしがモデルやらせてもらった写真が載ってるとこがあるので、
よろしかったらあちこち見てみてください。
お針子のbambiの才能が溢れてるよ。


来週は・・・
会社でいっちばん仲良しだった若者が辞めてしまうので、
その子のことを書きたいと思います。
さびしいんだよう。

それでも貴族のことを

申し訳ないが、このような未曾有の事態になってしまったのに、
わたしはちらちらと池田貴族のことも考えている。
もちろんマリスミゼルのことだって考えている。
そしてわたしは、原子力についてあまりに無知すぎて、
何を恐れるべきなのか、何については不安がらなくてもいいのか、
まったくわかっていない。

さらには石原都知事の「天罰」発言についてのツイッターやyoutubeを漁りみてしまい、
その後100億を義援金に回したら、「次の知事もこの人しかいない」みたいなコメントがついているのを見てしまい、もう何がいいのか悪いのかもわからなくなった。
とりあえず言いたいのは、「おめえも自分の金を出しやがれ」です。
あれは石原のポケットマネーではない、都民の皆様の納めた尊いお金なのでしょう?
それを寄付して怒る都民などいないと思うが、恩着せがましく他人の金を差し出すんではなく、それとは別に自分の金を1000億くらい出したまい。

・・・石原の進退よりとっとと非常持ち出し袋とかを準備したり、
どこに寄付したら確実に被災地に届くか調べたりするべきだよな。

そんなふうに気力の無駄遣いをしている上、職場がすごい揺れるのだ。
倉庫は作りが雑だから、風とか下の階のフォークリフトとかでも揺れる。
壁がみしみしいう。何もしていなくても揺れている気がする。
もう、四六時中にゅらにゅらにゅらにゅらしていて、
気持ち悪いったらありゃしねえ!!
もうわたしは、これは、自分が「ゆらゆら帝国」になったんだという錯覚で、
乗り切るしかないと思います。脳が揺れたんだぐっぐっぐっと、ね。


こんな中、わたしはいとうせいこうに恋をする勢いだ。
仙台の被災者が、ツイッターでいとう氏に、いつかまた、せいこうさんを見たい、
とつぶやいた。
そうしたら、今やるよ。文字でDJするから、想像しておくれ、と、
「DJせいこう」で新しいアカウントを取って、文字DJなるものを始めたのだ。
リスナー(フォロワー)が、「あの曲かけてください」とつぶやくと、
かけてくれるのだ。もちろん、「今かけてるよ」と書くだけなんだが。
それがたまらなくばかばかしくてかっこいい。

http://twitter.com/seikoitoDJ

しかし文字DJは、想像力の可能性をファンキーに鼓舞するクールにしてホットなメディアだ。
見てよ、想像の中では、どんなことも起こりうる。
曲だけじゃなくて、聴きたい音や映画もかけられるんだってー。
映画にはポップコーンが欲しいです、とリスナーがつぶやけば、
「遠慮すんな。リスナーの脳内上映館にはトウモロコシ畑が併設だよ。
と返す。畑かよ!収穫から始めんのかよ!ウフフ。

ミスチルかけて、と言われ、ミスチルいっこも知らないから、って、
すごいてきとうな曲名つけて、かけてる!!
被災地の、ちょっと不謹慎って思われそうなおもしろネタとかも、
「俺が一手に引き受ける」って。「なにせ俺だから叩かれたって大丈夫」って。
「ユーモアが人間を救う」って。

わーん、いとうせいこう、かっこいい。
そしてリスナーも、かっこいい。ぎりぎりのところから音楽や笑いを楽しんでいる。
大変な状況でも、笑える余裕のある人は、笑うべきなんだ。
そして、もっと余裕のある人は、笑える余裕を、生み出していくべきなんだ。
笑いや娯楽を、封じ込めてはならないよな。


・・・だから、と言っちゃなんですが、池田貴族の動画を今週も貼ります。



Remoteの動画探してたら、ひどくマニアックなのをみつけたので思わず貼ってしまった。
その昔、みうらじゅんと和嶋慎治(人間椅子)と池田貴族が組んだ企画モノバンド、
「シーモンキーズ」の動画だ。
パンストをかぶって昔作った恥ずかしい歌をうたう、というコンセプト。
わたしシーモンキーズのテープが欲しくて、ネットで知り合った人に無理やりダビングしてもらったんだよなー。そして和嶋さん(わじ、と呼んでます)の、あまりにも恥ずかしいラヴソングに身悶えしながら、そこにわざわざ書いてあったギターコードを弾いてみたら、高校生の時に作ったくせに指がくんずほぐれつしそうな難しいコードを使っていて、「わじ、むかつく!」と憤ったものだ。

いや、わじのことは個人的な感情がこもりまくるからもういい。
貴族だ。

そもそも「池田貴族」というのは、本名が「池田貴」なんだけど、
それだとなんかかっこわるいから、テストの時とかにいつも何か一文字足して書いてたんだって。その中で定着したのが「族」をつけた「池田貴族」だったんだと。
そのセンス!
そしてこの歌の歌詞のひどさ!
最後の方の、その気シャウト!!
ああ、池田貴族。


もっともわかりやすい貴族動画はこれだ。



すごい煽り!「いい加減、マスコミに、踊らされるのは、やめろー!」
って、おめえだよ、貴族、踊らされてんのはよ。
ふう、おもしろい。

そしてよく見てくださいよ、地味顔を。その気を。

貴族がガンになって、もうやばいかもしれないという時に、
「貴族、大丈夫か!?」っていう、みうらじゅん主宰のイベントに行った。
和嶋さんが出るからだ。
そこで気づいたのだが、貴族は、最後まで、自分の面白さに気づいてなくて、
ずっとずっとその気のままだった。
それをみうらさんが面白がっていじりまくっていて、その様子が本当におかしかった。
エーツーは、貴族のその気を忘れません。まあ、美化もしませんよ。
ずううううっと「あの、貴族のその気がさー」って言い続けます。

笑う余裕のある人は、この貴族のその気を見て、思いっきり笑おうじゃないか。


イチゴはあかい、あかいは貴族

 ヘイ、ユー!
月曜日のアコさんの記事読みましたよね!?

イチゴ・・・・!いちご・・・・!苺・・・・!
それは乙女の永遠の夢。

もう、さっそくイチゴジャム作ったわよ。
今年初めてのイチゴジャム。
イチゴジャムは、ママレードやカリンジュレよりずっとかんたんにおいしくなってくれる。
あの煮てる時の香りが、乙女っっっぽ〜〜〜〜〜い気分にさせてくれんだよね。



そしてわたしの最強いちごバッグ。
ニヒル牛2で買った、川上りかさんの作品。
いちごの花がメインというところがたまらんじゃあないですか。
いちごは花もかわいいんだよねえ。
そして青いいちご!
子供の頃童話で、水の中に生る青いいちごのお話があったんだよなあ。
あれ大好きだったんだよなあ。詳しいことは忘れてしまったけれど。
その、「青いいちご」のお話の、うっすらした憧れの記憶のにおいがするバッグなのです。
カラスがまたピリッと効いていて、童話の不穏さみたいのまで感じさせてくれる。

エーツーに、いちごの歌あったかな、と思ったが、
「ラズベリーミントティじゃなきゃイヤ」という曲はあるが、
いちごの歌はなかった。
「獣道パフェ賛歌」という曲に、
「いちご色の憂鬱とろけてとろけて」っていう歌詞はあるが。
うー!いちごの歌作りたああああい!
目指せストロベリーフィールズフォーエバー越え!!!!


そして!
あるさんのアオリ、見ましたよね!?

「さっぱりわからない。」

実はマリスミゼルの話を書きながら、「これすごいみんなを置いてけぼりにしてんじゃねーか」
ってうすうす感じてたのよ。
書いてるうちにどんどん熱が盛り上がってきて、
全世界の人がマリス好きなような気がしてきちゃったのね。

ハイ、一回まとめます!

●マリスミゼル(MALICE MIZER)は、10年くらい前のビジュアル系ブームの中から
登場した「究極のビジュアル系」バンドである。

●メンバーは、Gackt(ボーカル)、Mana(ギター)、Kozi(ギター)、Yu〜ki(ベース)、KAMI(ドラム)。

●マリスミゼルの基本スタンスは「中世フランスからやってきた人たち」。
城に住んでいるとか。

●エーツーがマリスを好きなのは、「その気」が突き抜けて、「中世フランス」のような世界に、
観る者を連れ去る説得力を持っているから。
その一方で、「それっぽけりゃ何でもいい」といういい加減さも感じ、親近感がわいてもいる。

●メンバーの特徴:Gacktは王子、Manaちゃんはフランス人形(だから喋らない)でイメージカラー青、Koziはピエロでイメージカラー赤、Yu〜kiちゃんはコウモリや伯爵やヴァンパイア、KAMIはイメージが定まらないが色はどうやらマゼンダ。

●エーツーがマリスを語る時、よく言う三大ワードは
「落ち葉にテレビ」
(「オルボワール」という曲のシングルジャケット及びPVが、落ち葉にテレビが埋まっているという、完全に「それっぽいだけ」の画であることから)
「厚紙・セロファン」
(「ルシエル」という曲のライヴビデオで、全員が羽をつけているのだが、KoziとKAMIの羽がどう見ても厚紙とセロファンでできていることから)
「KAMI以外は完璧」
(先週の記事を読んでいただければわかると思いますが、KAMIだけ化粧が薄かったり服がださかったりキャラクターが定まらなかったりしてあんまりなのだ。
でもKAMIは「その気」なのだ。でも彼の「その気」は、GacktやManaちゃんのそれとは質が違う。素人くさい「その気」なんだ。
でもそんなことばっかり言っていたら、亡くなってしまったので勝手に申し訳ない気持ち。でも言い続けるけど)

さあ。これで少しは整理されたかな。

KAMIのいけてない「その気ガオ」については、
先日リーベとも再三話しました。
折りしもその時わたしたちは、「piace domani!」というブランドの撮影のために
服を着せてもらっていたので、「わーGacktみたい!」「じゃーわたしManaちゃんね」
とか勝手なことをほざきまくり、
そしてKAMIの「その気ガオ」を真似しまくりまクリスティ。

だってわしら悪魔と天使ですから。

どうよこのリーベたんのGacktっぷり!!
わたしはこの日最高潮にむくんでたしデブってたし睡眠不足だったので、
写真のうつりが大変心配かつエーツーをモデルに抜擢してくれたお針子のbambiちゃんに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。しかし彼女のメイクで魔法のように顔がはっきりした。
わたしは白くてひらひらした服を着ると、
「脱走した患者」みたくなるので、白ロリとかは無理だなーと思った。
しかしこの服はテンション上がりまっせ!!

「この服ならブライス買いにいける!!」
「ビジュアル系のライヴだって行ける!!!」
「ブライス買いに行く時、この服貸して!!」

ギャーギャーギャーギャー。

そう、エーツー近々ブライスにハマりますから。予告。
・・・bambi、勝手にゴスっぽい方向に誤読してごめん。

では話の続きです。

KAMIは、マリスミゼルを取り巻く人々にとって共通の財産になりうる、突き抜けた「その気」を
持てなかった。つうか、そのつもりだったんだろうけど、人々の目にはそう映っていないはずなのだ。だってこれなんだもん。


つまり、3人以上のグループには発生しがちな、
「なんかこの人だけ違う」という事態である。
LUNA SEAのドラム「真矢」(一人だけ明らかにぶさいく)、シャ乱Qのドラム「まこと」(一人だけすっごいぽけっとしてる)、SPEEDのひとえちゃん(いつもテレビで見切れてる)、
SMAPの森くん(空気読んで?抜けちゃったけど)・・・まあものすごいでかい目で見れば、
リンゴスターとか。

ドラマーって、人選が雑なことが多いのかね。
「なんか違う人」って、ドラマーが多いよね。
人間椅子の昔のドラマー上舘さんも、テレビやPVで明らかに映らなかったもんな。
映り方が、ねずみ男:わじ(メガネ):上舘さん=5:4:1くらいの比率。

しかーし!!
「地味顔その気」界において、わたしはそれなのにフロントマンを務めていた人を知っているぞ。

それは池田貴族だ。



ただごとではない、地味顔その気っぷり!!

貴族がマリスに入ったら、絶対にKAMIポジションだったに違いないのだ。
しかし貴族のバンド「Remote」では、フロントマンすなわちGacktのポジションなのだ。
ゲシュタルト崩壊ってこういうことか?思いつきで言ってるけど。

ご存知のように、池田貴族氏も既に亡くなっている。
KAMIと貴族の地味顔その気についてギャーギャー騒いでいるが、
二人とも故人なのだ。お許しあれ、お二人さん。

もっと貴族について掘り下げたいが、ひとまずここで筆を置きます。

地味顔その気

桃の節句ですよ、女性の皆さん!!
しかし雛っぽいことは、ひとつもしなかった今日。
人間椅子の「血塗られた雛祭り」すら聴かなかった。
本日は土曜日に落し物連載をしているハテサテオさんのバースデーです。
おめでとう、サテオさん!
そして何を隠そう昨日はわたくし2コのバースデーでした。
おめでとう、俺!
しかし当方アイドルなので、加齢の話はしとうございませぬ。
忘れよう。プレゼントだけ闇雲にくれ。

さあ、KAMIの話だ。
マリスミゼルを語る時、エーツーが真っ先に言うのは
「落ち葉にテレビ」、
次いで
「厚紙・セロファン」である。
そして、残酷ではあるが、
「KAMI以外は完璧」
なのである。
マリスミゼルになりたいが、「KAMIのポジションなら入れたげる」と言われたら、
「じゃあいいです」なのだ。
ちなみに、わたしはGacktになって血を吐きながら歌ってキャーキャー言われるか、
Manaちゃんになって毅然とくるくるまわるかがしたい。
リーベに訊いたら、
Koziになってサバサバと面白がりたい、ということだった。
うん、わたしもそれは考えた。
Manaちゃんがいちばんかっこいいけど、しゃべれないからちょっと窮屈。
Gacktでいるのも疲れることもあるだろうし。
Koziだったら、ちょっとだけ傍目視線で楽しめそうだもんね。
Yu~kiちゃんは、ほんとの不思議っ子というか繊細っ子ぽいので、
いっぱいいっぱいになりそう。

KAMIは。
ふう・・・実はKAMI、既に亡くなっています。
亡くなったひとのことをあーだこーだ言うのは罰当たりなことである。
しかし、KAMIが生きてた頃からわれわれは
「KAMI以外は完璧」と思っていたのだから、
亡くなったからといって「KAMIさんは本当に尊いひとであった」
といきなり言い始められない。
そこは、「人前に出て何かを演じていた者」の宿命として、許してほしい、KAMIよ。
で、KAMIは。
ビジュアル系において致命的な欠点は、美しくないことだ。
不細工だとか、平凡だとか。


これは、美しくはないだろう。
「羊たちの沈黙」の映画ポスターみたくなってる(うろおぼえ)が、
いかんせんマヌケづらである。アルフィーにうっかり入っていても気づかれない。
マリスミゼルなのに、アルフィー感はあんまりだ。


こんなんとか。

KAMIは蝶が好き、という設定であった。
しかし「蝶好き」といえば我らがカブラギさんである。
ハードな蝶好きは、こんな「蝶押し」してこないものである、
アンタほんとに蝶が好きなの〜〜〜?
と、わたしたちはカブラギさんを基準に考えているから、そう思う。


ハイ。そしてこれ。

「オルボワール」という曲のシングルの裏ジャケだ。
昔懐かし小さい盤のシングルだよ。わたしいつのまにか持ってたみたい。
97年のシングルだから、もう14年も前だ。ファーストシングルくらいじゃないだろうか。
だから、まだ全体的に衣装や化粧が芋くさくはある。


上段左:Kozi  Koziのイメージカラーは赤だ。炎の人。
上段右:Gackt 髪型が変だ。東村アキコの『ひまわりっ』に出てくる、
三国志のやおい同人誌を描いてるウィング関先生にそっくり。


中段左:Manaちゃん まだ荒いけどじゅうぶんかわいい。凛としている。
中段右:Yu~kiちゃん 服の素材がすごいユザワヤの「衣装用生地」コーナーぽい。
下段:KAMI ・・・・・・・・・・その服はない。ボーダーはない。ビジュアル系なのに。
森高千里っぽい。

Youtubeには、マリスがテレビに出ていた時の様子もアップされている。
絶対に喋らないManaちゃん、大仰な衣装などに、
気圧され気味の司会者が、「KAMIさんは話しかけやすそう」と露骨に言いながら、
KAMIにコメントを求めていることが多い。
つまりそれ、「隙が多い」つーか、より素っぽいからだろう。
マリスにおいて話かけやすいことは決してよいことではない。
まあ、バンドとしてはそーゆーとっつきやすいメンバーがいた方がいいのかもしれないが。
しかし、KAMIは話しかけやすいが(ってわたしが話しかけたわけじゃないのに言うが)、
特におもしろいコメントを返せるわけではないのだ。
なのに、何故かタメ口なのだ。
Gacktはタメ口でいい。王子様だし。おもしろいし。遠くを見て話すし。
しかしKAMIがタメ口で司会者に話しているのは、
あまり愉快ではない。
北関東からがんばりファッションで原宿にはるばる遊びに来ていた自称オシャレっ子が、
KERA(がんばりファッション雑誌)とかの「街角おしゃれリーダー」みたいなコーナーの
取材を受けて、その気もりもりでタメ口きいてるみたいな感じなのだ。


そう、KAMIはその気である。
無論マリスがその気のかたまりみたいなもんだが、
その気で見る人を震わせるんじゃなくて、
「なんか違うのにその気」なのだ。

だってアルフィーだし森高千里だし。


だけど見てよ、この「その気」ガオ!!!
きいいいいいいっっ!!!!とくるでしょう。
これはみんなを「キャー(黄色い声)」と言わせるその気ではない。
「おめえ何その気になってんだよ!!」というその気である。
これは「Ju te veux」という曲の一部で、Yu~kiとKAMIが前後に並んで、
手をくにゃくにゃやるという振り付けの一部なのですが、
この時のKAMIが異様に「その気」ガオなのだ。
「艶っぽい表情」とでも言ったらいいのか、いらんその気出してるのだ。

しかしながら。
あろうことか、エーツーはこのKAMIのイラッとくる「その気」シーンをこそ、
振り付けに取り入れてしまったのだ。

つまり、マリスの、その気が突き抜けて説得されてしまうものすごさとは別に、
その中で「ちょっと違うんだよなあ、この人だけ。」というKAMIの勘違いその気も、
それはそれで楽しんでいたのでした。

さあ次回は、勘違いその気100%のバンドの話をします。





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