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  • 2017.06.09 Friday
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ミクロ秋桜

玄関を出てすぐの田んぼに、オモダカが咲いている。オモダカは、矢尻を長く引き伸ばしたような形の葉をしていて、7月上旬あたりから、白い花を咲かせる。花びらは3枚でとても薄く、雄花の芯はぽっと黄色く、雌花の花芯は緑の小さなお団子状。非常に可憐ですずしげな花だ。朝開き、午後にはしぼむ。棟方志功の肉声のレコードを聴いたら、他はあんまりよく聞き取れなかったが、「オモダカ」と何度も言っているのはわかった。子供の頃、転んでオモダカを見上げた時、その美しさに感銘を受けたのだとか。


オモダカと入り混じるように、何種類ものかやつりぐさが生えている。線香花火のような繊細でしんみりした穂をつけているもの。もっと華やかな手持ち花火級のもの。

青々とした稲はいま穂をつけて、そばを通ると青みの中にむっと甘い米の匂いが混じった、なんともいえない香りがする。

田んぼの前の道は、いつも水びたしだ。梅雨のあいだは、そこに無数のちいさな宝石のようなあまがえるが跳ねていた。今は水にひかれてやってきたシオカラトンボが何匹も飛び交う。


オモダカ、かやつりぐさ、稲、シオカラトンボ。白と黄色と黄緑、緑と茶色と黄土色、緑と黄緑、青白と黒。植物と水と虫。


毎朝この光景を見てから働きに出る。「いつもここから」、というコンビ名が、すごいな、と思ったのは、職場が嫌な感じになっている時などに、このオモダカの光景を思い出して、「いつもここからはじまってるんだから、だいじょうぶだ」と自分に言い聞かせることがあるからだ。「いつもここから」。すごいよ。






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コメント
職場が嫌な感じになっている時、というのは、いまや、圧倒的多数のみんなにとって、根源的な問題な気がします。そこに、いっさいがっさいモロモロの、うちの国の害悪が集約されている気がする。この職場で出会わなければ、セクハラ部長も日和見課長も意地悪ねえさんも、みんな以外にマトモなんだろう。この国の人は、シゴトになると気が狂うような気がします。
  • 埼玉王
  • 2013/08/19 11:51 AM
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